株式会社トータルメンテ

株式会社トータルメンテ 耐震工事・下地処理

SERVICE

事業内容

耐震工事とは

地震発生時に建物が倒壊するのを防ぐために、建物の強度や剛性を高める工事のことです。特に、1981年に制定された「新耐震基準」以前の建物(旧耐震基準の建物)は、現在の耐震基準を満たしていない場合があるため、耐震工事が推奨されます。

■耐震工事の主な目的

  • 人命の保護: 地震による建物の倒壊から、人の命を守ることが最大の目的です。完全に建物の損壊を防げない場合でも、倒壊のスピードを緩め、避難する時間を稼ぐ役割もあります。
  • 財産の保護: 建物の倒壊や損傷を防ぐことで、家財や資産を守ります。
  • 信頼性の向上: 建物が地震に強いという安心感を提供し、生活の質を高めます。
  • 地域社会の災害対策: 個々の建物の耐震性が向上することで、地域全体の災害に対するレジリエンス(回復力)が高まります。

補修工事とは

建物や設備に生じた劣化や損傷に対し、その部分を修理したり、元の状態に回復させたりする工事を指します。

「修繕工事」「改修工事」など似たような言葉がありますが、それぞれ目的や内容に違いがあります。

■補修工事の主な目的

  • 機能の回復: 破損した箇所を直すことで、本来の機能を取り戻します
  • 美観の維持: 建物や設備の見た目を整え、劣化した部分を目立たなくします。
  • 安全性の確保: 損傷によって危険が生じる可能性がある箇所を修復し、安全な状態を保ちます。

耐震工事一覧

補修工事一覧

バキュームブラスト工法とは

ビル、橋、トンネル、ダム等あらゆる構造物の補強工事に必要な下地処理です。

コンクリート補強、鋼板補強、剥落防止などに最適な素地調整工法で、対象物に応じて材料の選択が可能な為、母材を傷めずに最小限の材料で施工が出来、幅広く用途が広がります。

ブラスト機は、細かい調整ができ、広い場所から狭い場所まで多様な箇所での施工が可能です。また、先端の噴射ノズルと回収ホースが一体化しており、施行と産廃回収が同時に行える大変ECOな一体型ブラスト機械です。

「低騒音」「低粉塵」「コンパクト」・・・様々な現場で大変重要視されています。

作業効率、周辺環境に配慮し、きめ細かい作業処理を行うことができます。

あと施工アンカー工法とは

コンクリートの基礎を作り、適正な強度に達したことを確認しドリルで穴をあけ、穴の中にアンカー(ボルト)を埋め込む補強工法です。用途によって多くの種類があり大きく分けて「金属系アンカー」「接着系アンカー(カプセル方式・注入方式)」「その他(打込み式・ねじ込み式・ネジ固定式・はさみ固定式)」があります。大きな被害を出した阪神・淡路大震災以降社会的ニーズが大きくなっています。

 

モルタル注入工事とは

地中の空洞、隙間、既存構造物内部や周辺に固結材である流動性の液体(グラウト)を流し込む工事です。その目的は多様で、軟弱地盤の強化改良、岩盤補強改良、止水、変形防止、構造物の一体化など幅広く、目的に応じてグラウト材も多種あり、セメント、モルタル、薬液など使い分けます。

コアボーリング工事とは

刃先にダイヤモンド粒子を埋め込んだ円筒状の刃(コアビット)をドリルに取付け

高速回転によりコンクリートを短時間で正確に穿孔する工事です。

低騒音、無振動で粉塵も少ないため、環境に優れています。

エポキシ樹脂注入工事とは

コンクリートやモルタルなどのひび割れを改修する工事です。主要注入材料として

エポキシ樹脂を使用します。注入方法は「自動式」「手動式」「機械式」の3種類があり、ひび割れの原因、種類、大きさなどに応じて使い分けます。コンクリートをひび割れ以前の状態に回復させ、耐久性を上げることが出来ます。

各種試験(アンカー・付着)とは

<アンカー試験>

工事完了後に、施工計画書通り施工されているかを現場管理者とともに接着アンカーの加力試験を行います。加力・測定機械を用いて行い、本設のアンカーを用いて行う非破壊試験ではアンカーの抜け出し、過大な変位が無いことを判定し、試験用に設置したアンカーを対象とした破壊試験では破壊に至るまで加力をかけ引張り、所定の強度、剛性の判定をする試験に二分します。

<付着試験>

付着強度は材料の種類によって付着対象物が異なりますが、コンクリートの場合は鉄筋とコンクリートの付着力と下地の強度を推定し、密着力を確認するため、専用の試験機を使用し垂直引張力による付着強度の試験を行います。

鋼板取付

剥落防止・表面被覆工事とは

コンクリートの劣化が進んだ高架橋やトンネル等のコンクリート片が剥落する状態や事故を防ぐため表面被覆工事を行ないます。

コンクリート表面をセメント系、ポリマーセメント系、有機系樹脂(多種有)で

被覆し新たに保護層を作り、耐久性、耐水性等腐食防止を向上させます。構造物の種類や場所、目的、環境に応じてコーティング、ライニング、吹付、シート材で覆うなど多様な工法があります。その他、断面修復工事、アラミドシート工法などの

工事も施工致します。

パテ塗布工事

塗替塗装工事